TOP > 瀬戸内あじごよみ 懐凪 日記
日本酒のような醸造酒はアルコール度数はそれほど高くはならない。
(しかし世界の醸造酒の中では、日本酒のアルコール度数は高い)
せいぜい20%くらいまでである。これは、ひとつに「アルコール器質阻害」といって
…
麹と蒸した米と水とで造った醪(もろみ)で造った酒で、どろどろと白く濁っている。
この濁り酒を袋に入れて押し絞って、清酒と酒粕ら分ける方法は、昨日も書いたが
平安時代からある。
清酒が出回るようになってからで…
清酒の風味は、琥珀色、香りは芳醇、味は濃密がいいとされ
また五味、といって「甘、酸、辛、苦、渋」が程よく調和したものが良い。
これらが調和したものを「こく」という。
日本酒は本来、燗酒で冷では用いない。
ただ…
日本酒はもともと濁酒(どぶろく)であった。
それが清酒(すみざけ)になったのは江戸時代(1600年頃)と言われている。
鴻池の酒造家で、ある男がうっぷんばらしに、灰を酒の中に放り込んだところ
沈殿し、上澄み…
ちよっと季節はずれですが、今日はカキのはなしです。
二日酔いの朝、シジミ汁や梅干し入りのお茶など昔からいいと伝えられていますし
実際、シジミ汁はいつもより、二日酔いの朝のほうがおいしく感じたりしますよね。
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魚の鮮度度をチエックするには、どうしていますか?
答えは「エラ」です。
目を見るのもひとつの方法ですが、鮮度が落ちていても目が澄んでいることもあります。
いわゆる「サバの生き腐れ」です。
魚はエラで呼吸して…
甘口か辛口かが一発でわかるのが日本酒度。
アルコールの度数とは別にラベルに書かれています。
日本酒は麹と酵母で発酵させて造られますが、この麹と酵母の割合が
甘口か辛口かを分けます。
麹を多くすれば甘口になり、…
同じ酒を同じ量飲んだ場合、燗酒と冷酒とでは燗酒の方がはやく酔います。
それは温度によるのです。
酒に限らず食べ物や飲み物は、冷たいままでは消化吸収されません。
まず体温と同じくらいまでに暖められたのちに、消…
塩鮭などを塩抜きするときには真水でするより、薄い塩水でするほうが
いい事をご存知ですか?
真水だと魚が水を吸いすぎてしまって魚肉が水ぽくなってしまうからです。
そこで昔からある生活の知恵ですが薄い塩水に漬け…
味も香りもフレッシュな生貯蔵酒。
絞りたての日本酒をそのまま低温貯蔵し、瓶詰め前に火入れをして出荷しているので、
生の風味が強く残っています。
キーンと冷やして飲むのが一番 !!
暑くなるこれからの時期にぴった…