瀬戸内あじごよみ　懐凪

これからの季節、特にビールには枝豆がかかせません。
ここで川柳を2,3紹介します。

･　枝豆は思案の外な所へ飛び
・　枝豆は気のある顔へ鞘走り
・　枝豆は旦那の顔へつっぱじけ
・　枝豆でこちら向かせるはかりごと

枝豆はゆでて塩を少々加えて用いるのだが
ビール相手には塩が少々強い方がいい。
日本酒で単につまんで食べるには、塩気をそれより薄くした方
がいいが、そこは好みで適当に。

ここにあげた句は、枝豆を食べるのに、指先でサヤを押して、
中の豆を出そうとすると勢いあまって、
とんでもない方向に飛んで行く、そのさまを詠んだもの。

くれぐれも、気のある彼女(彼氏)の顔に強く当ててしまって嫌われないように。